ダマスカス市内見学


シリア・ヨルダン・ドバイ10日間の旅

ダマスカス市内見学

8日目 2月2日(月) 午後
昼過ぎダマスカスに到着しました。今日の見学はアゼム宮殿と国立博物館です。
国立博物館は、シリア全土からの出土品が展示されています。

ヒジャーズ駅  オスマントルコ時代の中心の駅 機関車も展示されています

ダマスカス国立博物館

最後の全員での記念撮影

内部は写真撮影禁止 庭にあった石像です。

アゼム宮殿中庭 部屋の内部は写真禁止
1749年ダマスカスの統治者であったアッサード・パシャル・アゼムによって
建てられた邸宅で現在は民族博物館として公開されている。

スーク(市場)・ミドバド・パシャ(旧市内)

ソフトクリームがとても美味しかった
9日目  2月3日(火) 
シリア最後の日となりました。今日はサラディン廟、ウマイヤド・モスク、聖アナニア教会の見学です。

サラ・ディーン像

サラ・ディーン廟やウマイヤド・モスクに入るため女性は着替えます。
まるで ネズミ男
サラディーンについて
1137年ころの生まれ。成人してアレッポの君主ヌールッディーンに仕え、大変に信頼が厚かった。青少年時代のサラディーンは主君や叔父に扈従・同伴して
各地を転戦した。若い頃から智勇に長け、特に1164年のエジプト遠征では、勝利に貢献する大功を挙げた。
サラディーンは1187年十字軍によって治められていたエルサレムを奪回し、アイユーブ朝を興す。
1192年には十字軍との和平条約が結ばれ、キリスト教徒もエルサレムへの巡礼が保証された。
サラディーンはアラブの人たちにとっては偉大な英雄である。

右の緑の布に包まれたのがオリジナルのサラディーンの棺
左の石棺は1889年ドイツから送られたもの

壁の模様が美しい

ウマイヤド・モスクには3つのミナレットがある。

ステンドグラスがきれいだ
ウマイヤド・モスク
ダマスカスはイスラム教徒にとって第4の聖地。それはウマイヤド・モスクが存在するから。
第1の聖地はメッカです。西暦570年頃、イスラム教の創始者ムハンマドがメッカで生まれたから。
第2の聖地はメディン。 西暦622年ムハンマドはメッカでの迫害をのがれメディナに移住した。
第3の聖地はエルサレム。エルサレムの神殿の丘に岩があり、その岩からムハンマドは昇天し、再び帰ってきました。その岩を覆う岩のドームが建立されました。
ウマイヤド・モスクのあるこの地はローマ時代にジュピター神殿が建っていました。それが4世紀末にキリスト教会に改築されました。それが聖ヨハネ教会です。
7世紀イスラム教がダマスカスまで広がってくるとキリスト教会の一部を借りてモスクを建てました。
705年ウマイア朝の6代カリフ ワリード1世はキリスト教会を壊し敷地全体をモスクへ改装しました。その結果このモスクは現存する世界最古のモスクとなりました。

洗礼者ヨハネの聖堂
イエスに洗礼を与えたヨハネの首塚です。真剣に祈る人
涙を流している人。真剣さに圧倒されました。

中央の人が説教をしている

聖アナニア教会の入り口

聖アナニア教会のパウロの絵
アナニア教会と聖パウロ
 聖パウロははじめ熱心なユダヤ教徒でえあった。戒律に忠実でキリスト教徒を憎み信者達を捕まえ牢獄に送っていた。しかしダマスカスに近づいたとき、
天からの光が彼の周囲を照らし、パウロは地面に倒れた。天から「なぜ私を迫害するのか」と声が聞こえた。パウロは起きて立ち上がったが、目が見えなかった。
 ダマスカスにアナニアというキリストの弟子がいた。幻の中で主が「直線通りのユダの家にいるパウロを訪ねよ。彼はアナニアという人が来て自分の上に手を
置き、もとどおりに目が見えるようにしてくれるのを待っている」と。アナニアは出かけていってユダの家に入りパウロの上に手を置いて「主はあなたに精霊が満た
されるようにと私をお使わしなった」するとパウロは目からウロコのようなものが落ち、元どおり見えるようになった。
アナニアの家はここにあった。そして地下に教会はある。 この絵は地下教会にあった。
見学を終え、アナニア教会の近くのレストランで昼食。これでツアーの見学や
そろっての食事は終わり、あとは日本に向かって帰るだけ。
バスに乗って ダマスカス空港へ
ダマスカス発 16:50 → ドバイ着21:40

10日目 2月4日(水)
ドバイ発 4:40頃 予定より1時間遅れ → 関西空港 18:15頃

乗り換えが忙しい

関西空港発 19:10 羽田空港着 20:20



さて私事ですがシリア最後の日(2月3日)からおなかが痛く、
家に帰るまで(2月5日に帰着しました)ずっと腹痛。
帰ってすぐ近くの医院で見てもらったら腸閉塞といわれ
すぐに入院 13日間入院してしまいました。
現在は直ってがんばっています。

昼食の主菜 魚料理です。

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