オーストラリアの旅 ウルル(エアーズロック)を訪ねて


オーストラリア旅行記

ウルル(エアーズロック)その2



1月16日(水) エアーズロック2日目
朝日の鑑賞とエアーズロック登山、エアーズロック登頂、カタジュタ(マウントオルガ)トレッキング、夕日鑑賞です


早朝 5:00 フロント集合
南十字星を見ることができました。写真はパンフレットから

バスに乗りウルル(エアーズロックの東側へ
これは日の出前のウルル

7:07太陽が昇り始めました

望遠で取るとこのような太陽です

バスに乗って登山口へ
無情にも登山口は進入禁止

Strong Wind At Summit
頂上は強い風

入り口の横には大きな掲示板が
看板の後ろの山肌に見える白い部分が登山道

英語を直訳したせいか不自然な日本語ですが
先住民 アナング族の「神聖な山を登らないでください。
山を汚し、傷つけ、場合によっては死んだり、けがをしたりする登山は
やめてください」
登頂を期待してこの地に来た私たちにとって厳しい言葉でした
ウルルについて

この岩は世界で一番大きい一枚岩かと思っていたら、オーストラリア
にはまだ大きな岩があるとのこと(ウィキペディア)
1873年イギリスの探検家 ウィリアム・ゴスによって発見(西洋人として)され、オーストラリア植民地首相 ヘンリー・エアーズ にちなんで名付けられた。
先住民(アボリジニ) アナング族 がこの地に住み始めたのは今から1万年前、彼らはウルル と呼んでいた。
オーストラリア政府の所有となっていたが、アボリジニの返還運動により
1985年10月26日アボリジニに返還された。
現在は環境エネルギー省にリースされている。(2084年まで)
以上のような状況から2019年10月26日(返還された10月月26日)
から登山禁止となる予定である。

ウルルの登頂ができなくなったのでウルルの周囲のトレッキングを
することになりました。最初のコースはマラウォーク
ウルルには岩の裂け目や洞窟がたくさんあります。
先住民アナング族が住んでいたり、祭事をしたり、聖地として大事にしていた場所です。ここはすんでいた跡です。

アナング族の残した絵

人の唇をした裂け目 
 
現地ガイドの麗華さん
 
デザートブラッドウッド(desert blood wood)
 
名前の由来はこの血のような樹液からつけられた
 
desert oak 松の仲間
 
マラウォークを終わって ウルル・カタジュタ・カルチュラルセンターへ
 
センター内には先住民の道具や絵などが展示されていた
 
センター見学後クニヤウォークの散策へ
クニヤ渓谷の「クニヤ」という名前はアボリジニの伝説に出てくるニシキヘビの名前から来てるそうです。ニシキヘビの「クニヤ」と毒蛇の「リル」はこのあたりに住んでいて、クニヤの甥「クカクカ」が掟を破ったことから毒蛇リルがおきてに従い「クカクカ」の命を奪ってしまいます。しかしおきてに従って殺しても、きちんと死骸を弔わなければならないのに、そのまま放っておいたことに怒ったクニヤはリルを攻撃。リルはクニヤに頭を割られて死んでしまいました。ですがクニヤもリルの毒に犯され、息絶えてしまう事に。その後クニヤは姿を変え、今も泉を守っていると言われてるそうです。
この岩は蛇に見えるでしょう

この岩ノ下には洞窟があってやはりアナング族の絵が残されています 
 
クニヤウォークの終点にはウルル最大の水場がある。
今年は天気の良い日が続いて清水が小さいそうです
 
近くの岩にはハートの形のくぼみが
ウルル周辺のトレッキングが終わってホテルへ戻る。
時間は10:30 気温は40℃を超えている。
この日の最高気温は45℃だったそうだ。
そのため観光は朝と夕方に設定され、昼間は自由行動となっている
 

ホテルで今朝配られたブレックファーストボックス
(前日と同じようなシリアルと牛乳だ)
を昼食代わりに食べる。
一眠りし15:00ころマーケットへ行き、土産と翌日の朝食用にと
パンを購入する。


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